相葉の、二宮のお尻が…! 嵐ド派手アジアツアー開幕

人気グループ、嵐が5日、東京・国立競技場でアジアツアー第2弾の初日公演を開催した。メンバー5人は冒頭からハイテンションでエンジン全開。噴水、特効花火などド派手演出で7万人のファンを興奮の渦に巻き込んだ。同競技場での単独公演は先輩SMAPなどに続く史上3組目。6日も同所で行い、2日間の総制作費は10億円。一昨年に続く2度目のアジアツアー(4都市9公演)の挑戦は、華々しく幕を開けた。

 “スポーツの聖地”が揺れた。相葉雅紀(25)、松本潤(25)、二宮和也(25)、大野智(27)、櫻井翔(26)の5人がセンターの円形ステージから、せり上がると7万人の大歓声が響き渡った。
 
 松本は「いくぜー、国立!」と絶叫。大野も「最後の夏祭りだ!」とボルテージを上げた。途中、張り切り過ぎたのか相葉の衣装のお尻の部分が破けたり、二宮はバック宙の着地の際、勢いあまって尻餅をつき頭を軽く打つハプニングも。5人は汗だくになりながらアンコールを含め全35曲を熱唱。約3時間のステージをエネルギッシュに務めあげた。

 演出面でも魅せた。関係者によると、水200トンを使った噴水や400発の特効花火、5万個のバルーン、延べ衣装数300着などは今年のアジアにおけるコンサートの最大規模という。公演中盤には、今回のアジアツアーに向けて制作した楽曲「Re(mark)able」を披露。その際に同競技場の聖火台に火が灯り、国立で点火した火をアジアへとつなぎ、ツアーが始まるという象徴的な演出も飛び出した。同所でのコンサート開催は単独アーティストでは平成17、18年のSMAP、19年のDREAMS COME TRUEに続く史上3組目。6日も行い、2日間の総制作費は10億円となった

平成18年に台湾や韓国で初の海外ツアーを成功させ、それに続く2度目のアジアツアー。今回は11月16日の上海公演まで4都市9公演を実施。最終地の上海はジャニーズのアーティストで初進出となる。

 11月にデビュー10年目に突入する嵐。ダブルアンコール前、松本は「ここからアジアツアーが始まります。このタイミングで、こんな大きな会場で、こんなに楽しいコンサートができたのは、皆さん一人ひとりの力があってこそ。感謝しています。祭としては最高だったんじゃないでしょうか」とあいさつ。櫻井も「幸せな時間でした」と感激し、アジアツアーの成功を誓った。産経




嵐:2度目のアジアツアー幕開け 相葉ズボンが破けるハプニングに「カレー食べ過ぎた」と反省

アイドルグループ「嵐」が5日、ソウル(韓国)など4都市9公演のアジアツアーを東京・国立競技場でスタートさせた。ライブでは「Lucky Man」の歌唱中に、二宮和也(25)さんがバク転に失敗して後頭部をステージにぶつけたり、相葉雅紀さん(25)が足を高く上げる踊りの際に、ズボンのまたの部分が裂けるなど、ハプニングが続出。歌い終えた二宮さんは「今日東山(紀之)さんが来てるから、成長したところを見せたくて」。相葉さんは「昼にカツカレー大盛り食べたからな。アンラッキーマンだよ」とぼやき、会場の笑いを誘っていた。

 ステージではリーダーの大野智さん(27)主演のドラマ「魔王」の主題歌「truth」など30曲以上を披露。歓声に押され、予定になかったダブルアンコールを含め3時間に渡るステージに。8度の衣装チェンジを行い7万人を魅了した。ライブ途中のMCで大野さんは、「(11月3日に来る)デビュー10年目が充実した1年になるよう嵐5人力を合わせてアジアツアーを成功させます」。松本潤さん(25)は「みなさんとずっと一緒にいることを誓います」。相葉さんは「聖火の炎に負けないぐらいの熱い火を、みんなの心にともしたい」とそれぞれメッセージ。競技場聖火台の炎が燃えさかる中、ツアーテーマ曲の「Re(mark)able」を歌い「ARASHI’S FIGHT 止まらない!」と拳を空高くに突き上げた。

 また、日本テレビ北京五輪メーンキャスターを務めた櫻井翔さん(26)が、陸上男子100・200メートル金メダリストのウサイン・ボルト選手(ジャマイカ)が走行前に見せた頭を触る踊りを披露し、会場を沸かせていた。

 国立競技場でのコンサートは「SMAP」、「ドリームズ・カム・トゥルー」に続き3組目。ツアーは7日も同地で開かれ、10月11日・12日に「台北アリーナ」(台湾)、11月1・2日に「ソウルオリンピック公園フェンシング競技場」(韓国)、11月15・16日に「上海大舞台」(中国)で開く予定。嵐のアジアツアーは06年9月以来のことで、上海公演は所属する「ジャニーズ事務所」で初めて。期間中22万2000人を動員する。【西村綾乃】毎日新聞




嵐:史上3組目の「国立」ド派手スタート

人気グループ「嵐」が5日、東京・国立競技場でアジアツアーを開幕した。同所でのコンサートは「SMAP」「DREAMS COME TRUE」に続く単独アーティスト史上3組目。バルーン5万個、400発の花火などを使った大スケールの演出で約7万人のファンを沸かせた。

 最大の見せ場となったのはコンサートの中盤。メンバーが大スクリーンによる映像で、デビュー10年目を迎えたことへの感謝の思いや、06年以来2度目となるアジアツアーへの決意を述べた後だった。

 真っ赤な衣装に身を包んだ5人が、44年前の東京オリンピックで使われた聖火台の上に登場。アジアツアーの開幕を告げる火をともし、ツアーテーマ曲として作られた「Re(mark)able」を披露。その瞬間、7万人のボルテージは最高潮に達した。

 ステージは夕暮れの中、「行くぜ!国立」というメンバーの掛け声でスタート。関係者が「アジアでことし最大のコンサート」と胸を張った公演の製作費は、国立での2日間で計10億円。嵐とバックダンサーの衣装は300着が用意され、大量のバルーンや約200トンの水を使った噴水など大がかりな演出が次から次に登場した。デビュー曲「A・RA・SHI」や新曲「風の向こうへ」など35曲を歌い踊り、最後は花火の連発で締めくくった。

 松本潤(25)はフィナーレのあいさつで「こんな大きな会場で、こんな多くの人たちと、こんな楽しいコンサートができたのは皆さんあってのこと」と感謝。相葉雅紀(25)も「幸せな時間でした」と笑顔で語った。

 アジアツアーはこの後、台北、ソウル、上海で公演を行い、計4都市8公演で19万3000人を動員する見込みだ。スポニチ




嵐のアジアツアーがド派手開幕!

人気5人組グループ・嵐が5日、東京・国立競技場でコンサートを行い、2度目となるアジアツアーをスタートさせた。国立競技場でコンサートを行ったアーティストは史上3組目。7万人を動員したこの日のコンサートはスタッフ、機材の数を含め、今年アジアで行われるコンサートでは最大規模で、ド派手にアジアツアーの幕を開けたメンバーは「最高!」と大感激。海外ツアーに弾みをつけたようだった。

  ◇  ◇

 これまでSMAP、ドリカムだけが行った国立競技場での単独コンサート。11月でデビュー10年目、嵐はついに同じステージにたどり着いた。スタンドからは歓声の波が、7万人のペンライトの光が、5人に降り注いだ。「ついにきちゃったねー」。5人の顔は緊張、そして喜びと誇りに輝いていた。

 国立競技場に噴水が噴き出し、ムービングステージが周回、風船が空に飛び、花火がはじける。数々の名勝負を生んだ国立競技場がこの日は「嵐ワンダーランド」になった。デビュー曲から最新曲まで35曲を披露。張り切りすぎて相葉雅紀(25)のズボンのマタが裂けるハプニング。さらにバック転をした二宮和也(25)が滑って頭をゴツン、松本潤(25)が「1人死んだかと思った」とヒヤリとする場面もあった。

 圧巻は、今回のアジアツアーのために作られた曲「Re(mark)able」。東京五輪で使われた聖火台に火がともされ、炎を囲んでの熱唱。「ここでともした火をアジアへとつなぎたい」という思いが込められた。炎を囲んで歌った後は、聖火台からケーブルカーで炎とともにアリーナに降りてくるなど、東京からアジアへと広がっていく今の嵐を象徴しているかのようだった。

 松本は「こんなに大きな会場でこんなにたくさんの人に集まってもらってこんなに楽しいコンサートができたのは、皆さん一人一人の力あってこそ」とファンに感謝。「幸せだね、幸せな時間でした」と語る櫻井翔(26)の瞳は熱くぬれていた。デイリー




嵐7万人国立公演でアジアツアースタート

人気グループ嵐が5日、東京、台北、ソウル、上海を回るアジアツアーを東京・国立競技場でスタートした。日本最大級の会場で単独公演を行った国内アーティストはSMAP、DREAMS COME TRUEに続き3組目。7万人を動員したステージは11トントラック270台分の機材を搬入するスケールで、ツアー全体には10億円の製作費がかけられた。デビュー10年目。大きな嵐になった。

 大詰めを迎えたステージで櫻井翔(26)が「幸せだね…。幸せな時間でした」とつぶやいた。嵐が誇る知性派の感極まった言葉に、リーダー大野智(27)ら4人の目が潤んだ。松本潤(25)は7万人に呼び掛けた。「このタイミングで、こんなに大きな会場で、こんなにたくさんの人たちと楽しいコンサートができて、本当に感謝しています。最高に楽しかった!」。

 聖火台に向かってリフトが伸び、ステージで噴水が上がり、花火で締めくくる派手なコンサートだった。大掛かりなセットが完成したのはこの日昼すぎだった。多忙なメンバーが全員で本格的な打ち合わせを始めたのは、8月31日に日本テレビ「24時間テレビ」を終えてから。櫻井はその直前まで五輪取材で滞在した北京で「振り付け、大丈夫かな」とこぼしていた。結局、通しリハーサルは1回だけ。公演直前の会見をキャンセルし、ギリギリまで準備を続けた。

 公演は3時間。途中、会場に語り掛けたのは1回だけで、花道を駆け回り、相葉雅紀(25)がプールに飛び込む演出もあった。ハプニングもあった。相葉のズボンの尻の部分が裂け「ズボンがパッカパッカで」。二宮和也(25)はバック宙で尻もちをつき「先輩の東山紀之さんが来てるから、成長を見てほしいと思って…」と、笑い飛ばした。

 KAT−TUNなどデビュー直後に東京ドーム公演を行う後輩たちが相次ぐ中で、嵐が同所に初めて立ったのは昨年だった。決して順調ではなかった道のり。それが「24時間テレビ」でも紹介されたように、4年前、相葉がメンバーに語り掛けた「必ずトップになろうよ」の言葉を胸に秘め、奮闘してきた。

 誓い通り「One Love」と新曲「truth」はともに50万枚を突破して、08年のシングルNO・1、2の売上数だ。アジアツアーも4都市9公演で22万人を動員する。絶頂の中、迎えた巨大ステージでラストソング「One Love」を歌うと5万個の白い風船が上がった。華々しいフィナーレ。けれど、終わらない。松本が「もう1曲いっちゃおっか!」と叫ぶと、アンコールは6曲。嵐はやまなかった。 日刊