太陽光にかぶる雲

岩 田 雅 之 さんの作曲シリーズを聞いていて Theme of ARASHI に 「毎十秒近づくスロー」と「予報士たち」という言葉が出ていた。どこか聞いたなぁと思ったらRe(mark)ableとCOOL&SOULだった!同じ言葉が使われている…。それならばTheme of Arashi 〜〜COOL&SOUL〜〜 Re(mark)ableと、嵐ものがたりが続いているのかと思って独断と偏見と夢物語で探してみた。嵐大好きだよ?

  • まずTheme of ArashiとCOOL&SOULの共通部分とCOOL&SOUL (ARASHIC)とCOOL & SOUL for DOME07の違う部分〜〜

↑Theme〜とCOOL〜共通の部分
・ 太陽光にかぶる雲
雲がかぶる、天気が悪くなる、雨が降る、イコール嵐がやってくるということ?


・毎十秒近づくスロー
このスローはslowなのかな?ゆっくりゆっくり進みますよということ、かな?でも二つ目のアルバムで「ゆっくり進むよ」かぁ…うーん。要検討☆


・世紀ミレニアム股にかけ
嵐がデビューしたのは1999年、そして1999年の年末にテレビ番組の企画で二度年越しを迎える。嵐5周年のお歌「スケッチ」に ♪ミレニアム二回迎え〜♪ という歌詞がある。(←これ最近気付いた。今までなんでミレニアム2回迎え〜と歌っているんだろうと思っていた。ばか〜)


・ 長い夜明けて朝になれ
「朝になれ」とは嵐大ブレイク!とか大人気!の状態?でもそういう意味ならセカンドアルバムのときに「長い夜明けて朝になれ」という表現は使わないかなぁ。うーん…ここから上を目指してやるぜぃ!という意味の言葉なのかしら。


・アジアツアーではどっちのバージョンを歌っていたのかと思ってDVD見たら通常のCOOL & SOUL だった。久しぶりに見るとやっぱり面白い。初めて見たCOOL & SOULは ドームバージョンだったからそれに比べるとアジアツアー(あらしっくつあー) は豹柄衣装・記者会見・相葉くんの眠そうに見えるアイラインやりすぎな目など全てが面白くてだめだ。椅子に座りながら一人ひとりかっこつけている嵐に、よしがんばれがんばれと言いたくなるのはなんでだろう。ドームは何回見ても鳥肌立つんだけど豹柄会見はなかなか正面向いて見れないっていう。いやかっこいいけど…かっこいいけどね…あーでもかっこいくないか、ドームの方が10倍格好良いしリマーカブルはその30倍素敵。進化する嵐!!!


  • 次はCOOL&SOULとドーム時のCOOL&SOULで変わっていたところ

(CD持ってないから歌詞が合っているか分からないけど)


・COOL&SOULは 第二号・二番煎じ というように二番目を意識した言葉が多く出てくるけどそれだけ自分達が最初だと・一番だと・パイオニアだと強調したいことなのか。それを堂々と言っちゃうところが普通に面白い。面白いって言っちゃったらだめかな。でもはっきりと5人で歌っているわけだし、しかも2006年の嵐のツアータイトルは 
【嵐 TOUR 2006 ARASHIC ARACHIC ARASICK Cool&Soul】
だよ!!??すごい…Cool&Soulがタイトルに入り込んでいるなんてこれを言いたいためのツアーなのか!? (←嵐について、嵐の気持ちを込めて、一曲作りましたとさっくんが言っていたのでたぶんそうだよね?) あーぞくぞくするぅぅぅ


・曲げない信条と5人が一致団結している感じがとても面白い。良いとか悪いとか分からないけど主張を歌詞にして5人ではっきりと歌っちゃうのが強いな〜と。むしろそれがラップなのかにゃー。そしてそんな第一号を主張したCool&Soulの次のRe(mark)ableでは「類を見ないほどに」と言っている。確実に先へ進んでいる。嵐は唯一無二なんだという自信の表れなのかな。もしくは類をみない存在になるために自分達に言い聞かせているとか?


・ドームバージョンの「そりゃ時にまた待たせるだろう」はやっとドームでコンサートをすることが出来た喜びとそこまで待ってくれたファンへの感謝とここからまたどうなるか分からない不安を自分達で打ち消そうとしているような〜気持ちを歌っているような〜〜


・「時にまた待たせるだろう」という言葉はアジアツアーを経てのドームコンサートで言っていて、「船出の前に1つ挨拶」はアジアツアーに行く前に行った言葉。これもなんかすごーい。一回目のアジアツアーは帰ってきたあとに言葉を示して、二回目のアジアツアーでは行く前に言葉を示す……ぎゃぁぁぁ完璧加減が最高だ。行った後と行く前どちらも言葉を歌を聴けるなんて、ねぇ!


・加えて COOLでは 「ARASHI IS BACK!」と言い りまかぼーでは「最高のステージここで始まる」と言っているのも対比な気がする。まぁアジアツアー前のアラシックツアーから「ARASHI IS BACK!」と言っていたけどね〜 これも要検討☆



  • 最後はTheme of Arashi 〜〜COOL&SOUL〜〜 Re(mark)ableまで〜

〜こんな風に変わりました〜 
1 嵐 探し
なんだかバージョンアップしている。Themeのときは「嵐 探し Shout outしっぱなし」という並びの歌詞だけどその前後に「騒ぐ」「辺り」という単語も出てくる。それがCOOLで「嵐 探し 辺り 騒がしい」というまとまったかたまりになっているのが面白い。


2 果て無き雨降らし
段階を経て溢れ出す水分が表されている!水のすごさ=嵐(アイドル)のすごさってことなのかな。嵐という意味を上手く使っている感じが気持ちいい。

嵐を巻き起こしている(天気予報的に)という使い方が、嵐を巻き起こしている(アイドル的に)という意味にも使える、使えている。嵐(アイドル)のやる気とか目標とか心意気を、嵐(自然現象)で表しているのが面白いし、そういう表現の仕方が出来る「嵐」というグループ名前って本当に素敵っ! あ、でもRe(mark)ableは天気系だけじゃなく五輪系の比喩を使っているけど


3 ARASHI GA YATTE KURU!
まずは嵐がやってくるのです。そしてCOOL&SOULで嵐のやり方を見せ付けられるのです。そしてそして LIFE &FIGHT で嵐の成熟感と見せかけた、まだまだ上に行くぞ感・余白あるぞ感を見せ付けてくるのです。妄想大好きです。


4 さらおう時代
時代、歴史…そういう他から証明されるものに自分たちもなりたい、なるのだという気持ちの表れ?もしくは自分達が作ってきた嵐という歴史=自分達の歩いてきた道を強く意識している・意識したい・感謝したいという気持ち? まーどっちにしても「さらおう時代」や「歴史を後世に語る」「歴史に基づく」と大きく出たり強く言ったりするところが楽しいなぁと思う。トップになりたいって夢絶対叶えようね、とかそういうことをきちんと言葉にして歌詞にして主張するところが普段の嵐のぐだぐだわいわいほわほわした感じとギャップが大きくて、だからCOOL〜とかのパフォーマンスしているときにとてもグッと来るのかなぁ。(ていうか普段の嵐がもはや何なのか分からない…)


5 そうさ確かに 青ニ才
・これはそれぞれの歌のなかで「俺ら=嵐」を表した言葉の色々かなぁと。俺らを表した言葉…笑…なんだろう〜〜自分達を表す言葉が楽しすぎる。たしかに2ndアルバムの頃はまだ青ニ才ということで未熟だよね、うん、そういう自分達が未熟なら未熟とちゃんと言い切るところも面白い。


・「タイトなパイオニア」は上のCOOL〜のとこで言ったようにラップをやってきたという自信、そうありたいという自信かな? 「ウサギよりカメ進む猛追」は…カメ=嵐なのか? デビュー時にどーんと売れて少し経ったら落ち着いてしまい、またまた再び浮上したっぽいから?カメさんなのだろうか。こういう表現も面白いなぁ。「猛追」と言うところに負けず嫌いの意気を感じる。りまーかぶるにもあるように「牙をむいた」嵐にはなんだかはぁはぁして身悶える…可愛いでは絶対なくて、かっこいいでもなくて…神?…宗教みたい…こわい…自分が怖い…ありじごくじゃなくてあらしじごく!のーん!NO!NO!


6 五人囃子・五人と共に
歌の中で五という数に注目してみた。COOL〜にはなかったけど「山 風合わせ」がそれに当たるかな〜って勝手に思ったのだけどどうなんだろう。というか「山と風」と言ったらLa tormentaじゃん…あぁぁ色々混ざってきてややこしや〜ややこしや〜…。La tormentaはまた今度にしよう。りまーかぶるは五つの輪=オリンピックともかかっている。嵐は五!


7 小さい予報士達も去ってすぐ
予報士達………Re(mark)ableでは「甘い気象予報」をした予報士に対して「噂じゃどうかな、まるで大穴(=嵐?)」 と言っているから予報士達=嵐の活躍を予想してなかった人々のことなのかな。でもTheme of ARASHIだと 「小さい予報士達も去ってすぐ俺ら嵐がやってくる」 となっているから、予報士というのは自分たちの前にいる人たちのことを指すのかなとも思った。 ま、どっちにしろ予報士っていうのは嵐の敵であって、Themeの時点で去って欲しいと思っていたけど、結局去っていくことはなくてずっと見ていた!それで今の活躍を見せ付けられて予報士たちが堪えて俯いているんだ!見たか!はっはっは〜〜〜!…といったところ?うーん…。想像力が足りなくてだめだ。 もしくは「国立は野外だし雨降ると思っていただろ?でもこの通り晴れたんだよ!ざまみろっ!」と石原よしずみ的な方たちに向けて言っているとか……なんちゃって。


8 ツキヌケル FEELSFUTURE   ミライヘノマクガアク
あの頃目指した未来に今いるのだという事実と主張?
「未来」「突き抜ける」って同じ言葉があってびっくり。しかもちゃんと進化している。COOL〜のときに指していた未来がなんなのかは分からないけど、会場でいうとアリーナ〜ドーム〜国立競技場とグレードアップしているから「突き抜けた未来に立っている」というのも確かによく分かる。あーーでも「未来」は「目標」とは違うからCOOLの頃はまだまだ先が見えない状態でどうなるかもわからなかったのかな。結果的にだけど「ミライヘノマクガアク」と言って未来への幕を開けようと歌っていた2006年から2年後、本当に未来に立っちゃったと。すっごい。


9 そう未開拓地意外にも
歌詞をよく見ていなくて今まで「未開拓地以外にも」かと思っていました…反省。COOLにおける未開拓地という言葉は「僕達がデビューした7年前、アイドルがラップに手をつけることは意外にも未開拓地でした」とさっくんが言っておるからラップのことだったんだね。そしてこの後に「心して聞いてください」と続くのだけどなんか共犯にされた気分になる。何の共犯なんだろう?共犯というか証明者というか目撃者というか…なんだろう…「心して」とかどきどきするよっ!「第二章」というくらいだから転換期の1つだったのかな〜嵐はこれだから、こうやってきたから、という主張を心して聞けってことか。次のりまーかぼーでは「またまた開拓」だからだね!まだ行くのかよ!つって。でもその牽引力や吸引力に驚かされる。


・なんかここまで考えてみて思ったけど、嵐が時代とか開拓とか強調するのはただ自信が表れているだけではなく言霊にする、言い聞かせる、叶えるために口に出す、5人で歌う、みたいに見受けられてとてもぎゅーんとするっ!きゅんじゃなくてぎゅんだよ!あー嵐おもしろいー





・Theme of ARASHIはこっから行くぞ行くぞ見てろよという歌で
・COOL&SOULは自分達の存在理由というか、俺らはこうしてやってきたんだ、誰でもない俺らが嵐!と見せ付けてるような歌
・そしてアジアツアーを経てのCOOL&SOUL for DOMEでは俺等は一皮向けましたよ、そんな俺らの今の居場所を示すよと言っているような
・Re(mark)ableはここからまだまだ行くよ、まだ終わらないよ、見ててよ、まだ行くよと言って、未来に目を向けている
まとめると
・・・・・・芽を出します→こうやって成長します→ここに存在を示します→未来に向けて咲き誇ります
・・・・・・みたいな!うまい!お花に例えてみました…あーでももっと上手く言葉に表したい。