おめでとうごさいます

音楽情報誌「オリコン」に基づく「第41回オリコン年間ランキング」(集計期間2007年12月24日付-08年12月15日付)の表彰式が11日、東京・六本木のオリコンで開かれ、シングルセールス部門の売上枚数ランキングデ1、2位を独占した人気アイドルグループ「嵐」から、メンバーヲ代表してリーダーの大野智(28)と櫻井翔(26)が駆けつけた。

嵐は今年4枚のシングルをリリースしたが、「truth/風の向こうへ」が61・8万枚、「One Love」が52・4万枚と、年間売り上げ枚数で1、2位を独占。1989年のプリンセス・プリンセス(Diamonds/世界でいちばん熱い夏)以来19年ぶり史上5組目の快挙を達成した。

「truth」が、初主演のTBS系連続ドラマ「魔王」の主題歌になった大野は、「今までにない感じの曲だったのですが、一生懸命気持ちを込めて歌いました。そしてまさかの1位。良かったなーって」と、いつものポーカーフェースで喜びを表現。一方、櫻井も、自身がキャスターを務めた日本テレビ系北京五輪中継のテーマソング「風の向こうへ」について「たくさんの人への応援歌として受け入れられたことがうれしいです」と白い歯をみせた。

今年は、5大ドームツアーや2度目のアジアツアーに加え、初めて東京・国立競技場での野外公演を成功させた。「今年1年を漢字一文字で表すと?」と問われると、大野は「やっぱり『嵐』なんじゃないですかー」と即答して爆笑を誘った。櫻井はしばらく考えた上で「『実』かなと。いろんなものが実った1年でした」と振り返った。

そして、来年はいよいよデビュー10周年の節目。この日は、櫻井が主演する映画「ヤッターマン」(3月7日公開)の主題歌に嵐の新曲「Believe」(発売日未定)が起用されることも発表された。櫻井は「ヤッター!!」とギャグを交えながら、「ファンの方に恩返しができる1年にしたいですね」と、さらなる飛躍を誓っていた。(中日スポーツ)<<